本当にキーワードを入れた方がSEO対策になるの?
「地域+サービス名で検索エンジンに上位表示させたいので、この文言を入れて下さい」というご依頼を頂く場合があります。
本当にキーワードを書けば上位表示されれるのでしょうか?
どうすれば上位表示されるの?
「検索エンジンで上位表示させたいのですが、どうすればいいでしょうか」というご相談は本当によく頂きます。
弊社では「サイトを見ている人にとって有益な情報を判りやすく書くことです」と回答しています。
「なるほど」とご理解いただいても、やっぱりキーワードを入れなければ不安になってしまうのが人間です。
本当にお気持は痛いほど判ります!
キーワードの詰め込み例
例えば、弊社の紹介でこんな文章があったらどうでしょうか。
「京都市、福知山市、舞鶴市、綾部市、宇治市、宮津市、亀岡市、城陽市、向日市、長岡京市、八幡市、京田辺市、京丹後市、南丹市、木津川市、大山崎町、久御山町、井手町、宇治田原町、笠置町、和束町、精華町、南山城村、京丹波町、伊根町、与謝野町のホームページ制作は京都市、福知山市、舞鶴市、綾部市、宇治市、宮津市、亀岡市、城陽市、向日市、長岡京市、八幡市、京田辺市、京丹後市、南丹市、木津川市、大山崎町、久御山町、井手町、宇治田原町、笠置町、和束町、精華町、南山城村、京丹波町、伊根町、与謝野町のリヒトスにお任せ下さい!」
実はこの方法は検索エンジンにひっかかるという意味では必ずしも意味が無いとは言えないのです。
が、しかしです。
あなたが、弊社のこの紹介文をみて「おー!京都のリヒトスという制作会社か!」と一目でわかるでしょうか。
見ている人(お客様)目線で考える
自分のサイトのことになると、検索エンジンに少しでも上位に表示されて、少しでも自分のサイトを見に来て欲しいと思うものです。
私もそうです。
しかし、検索エンジン経由であなたのサイトを見に来た人は、あなたのサイトの中に有益な情報があるかないかを直ぐに判断したいのです・・・。
それなのに、関係のない単語が沢山あって情報が探し難いと、うんざりして他のサイトに行ってしまうことになります。
あなたも
「京都市、福知山市、舞鶴市、綾部市、宇治市、宮津市、亀岡市、城陽市、向日市、長岡京市、八幡市、京田辺市、京丹後市、南丹市、木津川市、大山崎町、久御山町、井手町、宇治田原町、笠置町、和束町、精華町、南山城村、京丹波町、伊根町、与謝野町のリヒトスにお任せ下さい!」
って見た時に
「うざい!」って思いませんでした?
人のサイトで見ると、妙に理解できるんです(笑)
何を基準に「見ている目線」で書くのか
それでは、あなたのサイトの文章を見ている人目線で書くには、何を基準にして文章を書けば良いのでしょうか。
それは、「あなた自身の感覚」です。
先程の例で、あなたは「うざい!」って感じたのであれば、その「うざい!」と感じた感覚が重要なんです。
同じように、自分のサイトの文章を冷静に見てみて、「あ、この書き方判りやすい!」「余計なことがなく知りたい情報がある」と思えるようであれば、それがお客様目線の文章です。
逆に「この言い回しは営業っぽいな」とか「意味のない地域名ばっかり書かれていて読み難いな」と感じた場合は、少し変更されるのも良いと思います。
まとめ
あなた自身のサイトになると、「なかなか客観的に見ることが出来ない」と思われるかもしれません。
それはみんなそうだと思います。
かく言う私も、こんな偉そうな記事を書いていながら、自分のサイトでは超うざい営業的な売り込み文句を書いてしまったりしています。
あるキーワードに関する有益な情報を書いていると自然とキーワードは文章の中に入っています。
ですから、意図的にキーワードを入れるのではなく、読む人にメリットがあるような有益な情報を発信するように心掛けましょう。