士業のプロフィールの書き方を徹底解説します!
「私のプロフィールなんて誰か読むのかな?」と思われたことはないでしょうか。
インターネットであなたのサイトを見つけて仕事を依頼しようか迷っている人は、かなり高い確率であなたのプロフィールを見ていると思います。
せっかく見て頂けるページですから、プロフィールの内容を充実させて集客に結びつけることはとても重要なことです。
それでは、プロフィールの重要性とどのようにプロフィールを書けばよいかを判りやすくご説明したいと思います。
プロフィールページって、本当に読まれているの?
自分のプロフィールなんか他人は興味が無いのではないか、と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
当社では士業のサイトも含めて数多くのサイトのアクセス解析をおこなっていますが、「プロフィール(事務所紹介)」「料金」「お客様の声(実績紹介)」の3つのページは、ほとんどのサイトでアクセスの上位を占めています。
当社で制作しました以下のサイトでは、トップページにプロフィールを載せています。
かなりの長文ですが、かなり高い確率でこのプロフィールを読まれています。
なぜ、プロフィールページが読まれるの?
プロフィールページが読まれると聞いて、「他人が自分の過去に興味があるなんて不思議・・・」と思われるかもしれません。
士業のサイトを見ている人は、何の目的があって見ているのかを考えてみてください。
士業のサイトを見ている人は、会社設立、相続相談、登記、離婚、交通事故交渉など、なんらかの仕事を依頼する士業の先生を探しているのです。
ですから、あなたの「個人」としての過去に興味があるというよりも、「仕事を依頼する人」としての過去に興味があるのです。
どんな経歴で、どんな考えを持った人なのかを知った上で、仕事を依頼するかを決めようという思いからなのです。
どんなプロフィールを書けばいいの?
それでは、実際にプロフィールの書き方をみていきましょう。
「書き方の正解」というものはありませんので、基本的な考え方をおさえて、後は自由に書いてみてください。
顔写真を掲載する
「ネットに写真を載せるのはちょっと・・・」と思われるかもしれませんが、写真を掲載することでのメリットは非常に大きいと言えます。
あなたが仕事を依頼するためにインターネットで依頼先を探していると想像して下さい。
A社とB社が料金やサービス内容などほぼ同じだったとします。
A社の社長紹介ページには笑顔の写真が掲載されています。
B社の社長紹介ページには文字だけが書かれています。
その場合、どちらの会社に仕事を依頼するでしょうか。
「どんな人かを伝える」ことは、文字でどれだけ説明しても、笑顔の写真1枚にはかなわないのです。
「ホームページで集客をしたい!」と思うのであれば、ご自身のお写真を掲載することをおすすめします。
基本情報を書く
まずは、氏名、出身地、学歴、職歴、保有している資格などの基本情報を書きましょう。
民泊の教科書というサイトのプロフィールはこのように書いています。
年齢、学歴など書きたくない情報は無理に書く必要はありません。
例えば、「同じ出身地」という共通点があるだけで、いっきに距離感が縮まる場合があります。
ですから、公開してもいいと思う範囲で、出来るだけあなたの情報を公開しましょう。
「弱い部分」も書く
自分の弱いところを書くと、依頼者があなたに仕事を依頼するのに不安を感じるのではないかと心配になるかもしれません。
しかし、そうゆうケースはあまり多くないと思います。
むしろ、人間味を感じて信頼できると感じたり、失敗の経験に共感して仕事を依頼するようなケースの方が多いと思います。
当社のサイトでもトップページのプロフィールのほとんどは、今までの失敗の歴史が書かれています。
何故かと言いますと、失敗ばかりしていたので、成功体験を書きたくても書けないからです(笑)
しかし、このプロフィールを読んで当社に仕事を依頼していただける人もたくさんいらっしゃいます。
成功談ばかり書いたり、輝かしい経歴だけ書いたりすると、読んでいる側にとっては自慢をされているように感じる場合もあるかもしれません。
「等身大の自分を知ってもらう」という思いで、強い部分も弱い部分も書くのがよいかと思います。
「仕事に対する想い」を書く
「自分自身が離婚をして辛い思いをした経験があるので、離婚をすると決めたご夫婦両方の力になれるような仕事をしたい」という思いを書いたとします。
あまり特定の分野に絞って想いを書くと、それ以外の仕事が来なくなるんじゃないの?と心配されるかもしれませんが、そんなことはありません。
離婚を経験された方があなたの考え方に共感して会社設立の依頼をするという可能性も十分あります。
具体的な想いを書けば書くほど、あなたの考え方に強く共感する人も出てきます。
もちろん強く共感するという人が出てくるということは、全く共感しない人も出てくるということです。
その場合は共感しない人が去るのを心配するのではなく、共感してくれた人こそがあなたの顧客になる人だと思って、さらにいろいろなあなたの想いを伝えるのが良いと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
プロフィールは集客をする上で非常に重要だということがご理解いただけましたでしょうか。
自分のことを書くのは少し恥ずかしく感じられるかもしれませんし、ネットで自分の情報を公開するのは少し怖い感じがするかもしれません。
しかし、ホームページで集客するためには、あなたの人柄や想いを知ってもらうプロフィールの充実は非常に重要になります。
あまり無理の無い程度に、少しづつ試してみてください。