税理士の集客方法を徹底解説します!~税理士のホームページ集客~

[記事公開日]2018/07/04
[最終更新日]2018/08/18

「せっかく高いお金をかけてホームページを作ったのに全然問い合わせが来ない・・・」「毎月の管理費用をWEB制作会社に5,000円払っているのに、何の提案もくれないから、集客のために何をしていいか分からない」という税理士の先生もいらっしゃるのではないでしょうか。

「ホームページで集客するには、アクセス解析と情報発信のPDCAをまわしていかなければいけません」とか「SEO対策や広告に費用をかけなければ集客は難しいです」などと言われることもありますが、本当にそうでしょうか?

ホームページ解析のプロであれば、キーワードや離脱率、コンバージョンなど細かい分析をするのは当たり前です。

しかし、本業は「税理士業」ですから、サイトの解析のやり方を覚えたり分析をする時間が無いのは当たり前だと思います。

そんな細かい分析をする時間も無いという税理士の先生に、どのような目的でホームページを作って、どのようにホームページから集客が出来るようにするのかを分かりやすくご説明したいと思います。

 

どのようなホームページをつくるか。

まずはホームページを持つ目的を決める必要があります。

「事務所を紹介したい」のか「仕事を取りたいのか」によって、ホームページのコンテンツが全く異なってきます。

 

事務所案内タイプ

事務所案内タイプ勉強会やセミナーなどで名刺交換をした後、あなたに対して興味をもたれた人は、あなたの事務所のホームページで事務所概要を確認する可能性が高いと言えます。

そのように事務所の概要が知りたくてサイトに訪れた人に対しては、どんなことをしている事務所なのかを紹介する「事務所案内タイプ」のサイトが最適です。

後述します「専門業務特化タイプ」のサイトだけだと、その業務以外の依頼をしようと考えている人を排除してしまう可能性もあります。

但し、あまりたくさん対応可能な業務を書き過ぎると判りにくいサイトになってしまいますので、主な業務をいくつかピックアップして紹介するような内容が良いかと思います。

事務所案内タイプのホームページは「あなたの名前で検索して、あなたのサイトに来る人」を想定してサイトの内容を作られることをお勧めします。

事務所で扱われている業務に加えて、あなたの経歴、趣味や考え方など、ご自身をアピールするような内容にするのがよいでしょう。

 

専門業務特化タイプ

例えば、相続税を得意とされている税理士の先生の場合を考えてみましょう。

税理士事務所では、会社の記帳サポート、融資サポート、決算書作成といった法人向けの仕事から、相続税のような個人向けの仕事まで幅広くされていると思います。

相続税に関しての情報を探している人にとって、融資の話は全く興味がありません。

逆に相続税に関する情報はあればあるほど興味を持たれます。

ですから、「特定の分野で集客をしたい」場合は、その分野に特化したホームページを作ることをおすすめします。

(差別化のポイントは『税理士の差別化のポイント』をご参照下さい。)

 

税理士事務所サイトの制作事例

それでは、当社で制作させていただいた税理士事務所様のサイトで「事務所案内タイプ」と「専門業務特化タイプ」のサイトをそれぞれひとつづつご紹介したいと思います。

 

星野税理士事務所 様

星野税理士事務所様では事務所案内タイプのサイトを制作させていただきました。

税理士事務所は業務内容で他の事務所を差別化することが難しいため、星野先生の考えやお人柄を伝えられるようなサイト作りを心がけました。

また、「税理士 京都」などのキーワードで上位表示されるために、記事に関しても定期的に作成いただくようお願いいたしました。

2018年7月4日時点で「税理士 京都」という検索キーワードでGoogle・Yahooともに1位に表示されています。

 

大阪相続あんしん相談センター 様

大阪相続あんしん相談センター様では、相続業務に特化したサイトを制作させていただきました。

オウンドメディアとは自身の専門分野での情報や意見を発信することでユーザーとの関係を構築していくようなサイトです。

イメージとしては上で説明しました「事務所案内サイト」と「専門分野特化サイト」と「ブログタイプ」を融合させたようなサイトです。

大阪相続あんしん相談センター様では、「相続」というテーマで税理士の先生方や司法書士の先生方がチームを作って「事務所案内(ブランディング)」と「情報発信(専門分野特化)」を両方兼ね備えたオウンドメディアタイプのサイトを運営されています。

大阪相続あんしん相談センター
大阪相続あんしん相談センター

 

士業のWEB集客のための対策

どのような目的のサイトを制作するかを決めた後は、そのサイトを使ってどのように集客をするのかをご説明したいと思います。

 

【税理士の集客対策 その1】サイトをワードプレスにする

ホームページで集客をしようとお考えの先生には、まず「ワードプレスのサイト」を用意されることをお勧めします。

ワードプレスというのは、本来ブログ用に開発されたシステムなのですが、デザインや機能のカスタマイズの自由度が高いため、現在ではホームページの土台となるシステムとして広く使用されています。

2015年11月時点のデータでは、全世界のホームページの約1/4がワードプレスで制作されているとも言われています。

まずは、以下にワードプレスのメリットとデメリットを簡単にご紹介します。

 

【ワードプレスのメリット1】簡単に情報発信ができる!

簡単に情報発信ができるワードプレスであれば、ブログと同じように簡単に情報発信が出来ますので、ページを作るたびに制作業者に費用を支払う必要が無いと言う点も大きなメリットです。

士業の先生がホームページで集客するには、この「自分で簡単に情報発信出来る」という機能が不可欠です。

記事を書いて見る人にとって有益な情報を発信することで、信頼度があがり、アクセス数も伸びてきます。

ですから、ホームページで本気で集客したいと考えられているのであれば、ワードプレスで制作したホームページを用意される事を強く推奨します。

 

【ワードプレスのメリット2】SEOに強い!

検索エンジンの大手Googleが提唱している、検索エンジンで高い評価をされるような対策(内部対策)を、ワードプレスではほとんど自動的に行なわれるような設定になっています。

これがワードプレスがSEOに強いと言われる大きな理由です。

さらに、ホームページのコンテンツ量が多いほどSEOには有利と言われていますが、ワードプレスでコツコツ情報発信をすることで、自然とホームページの情報量は増えて、結果としてSEO対策となるのです。

 

【ワードプレスのメリット3】機能が豊富!

ワードプレスにはプラグインと呼ばれる様々な機能を追加する仕組があります。

例えば「この記事を読んだ人は他にこんな記事を読まれています」とか「今週多く読まれた記事トップ10」などを自動に表示する機能もあります。

一昔前だったら数十万、数百万円かかったような機能でも、数千円から数万円で追加することが可能です。(自分で追加できるものもありますが、ある程度の知識がないと後でトラブルになる危険があります。)

また、スマートフォンやタブレット対応表示など、新しい流れが出てきても比較的早く機能の追加が出来る点も大きなメリットです。

 

【ワードプレスのデメリット】自分で管理することが難しい

ワードプレスはデータベースや特殊なプログラムを使用して構成されているので、万が一トラブルが起こった時にご自身で対応することが難しいというデメリットがあります。

業者にホームページの維持管理委託した場合は、毎月の保守費用が発生します。

 

【税理士の集客対策 その2】得意分野の記事を書く

ご自身のサイトをワードプレスにしたら、今度は記事を書いていきましょう。

記事といっても、日記のような記事から専門分野の記事まで幅広くあります。

士業の先生がWEBで集客しようと思った場合、どういった記事を書けばよいのかを見ていきましょう。

 

日記風の記事

例えば、税理士を探している人は法人顧問先にしても、相続税相談を希望している個人にしても、「この税理士さんは、どんな人なんだろう」ということが気になるというのは同じだと思います。

そこで日々起こったことや、先生ご自身の考えなどを綴られた記事を読むことで安心感や信頼感が生まれます

こういった意味で日記風の記事は有効です。

ただし、日記風記事はホームページとは分けて、サブドメインといわれる同じサイトでありながら別サイトのような設定をするのが良いと思います。

 

専門分野の記事

専門分野の記事あなたがWEBで集客する上でも最も重要なものは「専門記事を分かりやすく書く」ことです。

「記事何か書いたって、誰が読むの?」と思われるかもしれませんが、あなたが想像している以上に検索エンジンからの流入があります

例えば、当社の制作しましたサイト「ビズブログ」の中に「早期退職して起業する時に絶対にしてはいけない5つのポイント」という記事があります。

この記事は「早期退職 起業」「60代 起業」「50代 起業」というキーワードで1位になって、それをきっかけに50代、60代の方を中心に起業相談が来るようになっています。

記事は頻繁に書く方が良いのですが、月に1記事でも構いません。

簡単な記事を書くくらいであれば、書かない方が良いくらいです。

じっくりと、「顧客になると思われる方にとって役に立つと思う記事を分かりやすく書くこと」がWEBで集客をする上で最も重要になります。

 

どれくらいの長さの記事を書くの?

読む人にとって役に立つ記事であれば、何文字でも構わないのですが、目安として最低でも1000文字以上と言われています。

ただ、経験上、専門的な事柄を事例を上げたりしながら分かりやすく説明しようとすると1000文字くらいは軽く超してしまうと思います。

記事の書き方に関しましては『集客出来る記事の書き方のポイント』で詳しくご説明していますので、ご参照下さい。

 

【税理士の集客対策 その3】人気記事に内容を追記していく

いろいろな記事を書いても、どの記事が人気記事になるかは判りません。

予想もつかない記事が人気記事になる場合もあります。

どういった理由にしても、人気が出た記事ということは、その情報が役立ったと感じた人が多い記事ですので、その記事に関してさらに詳しい情報を追記していきます。

そうすることで、さらに人気のある記事に成長し、集客につながっていくのです。

具体的な記事の書き方は、以下に詳しくご説明いたします。

 

集客するための記事の書き方

税理士事務所がホームページで集客をするためには「記事を書く」ことが重要です。

「『記事を書け』と言われてもどんな記事を書けばいいのか・・・。」とお悩みの税理士の先生もいらっしゃるかと思います。

そんな時に助けとなる「差別化」と「ターゲティング」という考え方をご紹介したいと思います。

 

「差別化」とは

差別化「税理士なんてやる仕事は同じだから差別化なんてできませんよ」と言われることがよくあります。

確かに大きな意味で税理士の仕事と見ると「同じような業務」なのかもしれませんが、他の税理士さんと「全く同じ業務」ということはないですよね。

どこか違う点は必ずあります。

そこが「差別化」になるのです。

差別化をすると聞くと「うちはどこでもやっている業務しかないから・・・」と思われる人もいらっしゃるかもしれませんが、差別化という特別な仕事をすることだけではありません。

例えば、あなたが淡路島出身だとします。

これだけでも差別化はできます。

つまり淡路島出身者以外の人と比べると、あなたは「淡路島出身者」という差別化ができるのです。

淡路島出身の会社社長や毎年夏は淡路島で過ごす個人事業主の人にとっては、あなたと共通点を感じるかもしれません。

人間は何か共通点があると「仲間意識」が生まれると感じたことがある人も多いと思います。

これが差別化なのです。

差別化は掛け算です。

「出身地」や「趣味」など、いろいろな共通点が出来るとさらに親しみを感じる可能性が高くなります。

ですから、あなたの事務所やあなた自身のいろいろな情報を提供して差別化をしていきましょう。

 

「差別化」をする前の注意点

まずホームページであなたの事務所の差別化を考える前にいくつかの注意点があります。

どのように差別化をするかを注意しなければ、逆効果になってしまう可能性もあります。

それでは、どのような点に注意しなければいけないのかをご説明したいと思います。

 

「言葉」だけでは差別化できない。

「言葉」だけでは差別化できない。ホームページを拝見していると「話しやすい性格です!」や「ITに強い税理士です!」といったキャッチコピーを拝見することがあります。

このキャッチコピーを見て「そうか、この税理士さんは話しやすそうだな」と思う人は少ないと思います。

何故でしょうか?

それは「何故、話しやすいと言えるのか」が想像出来ないからです。

同じように「ITに強い税理士」と言われても、「どんなことに強くて、依頼した場合にどんなメリットがあるのか」が具体的に想像出来ないのです。

つまり、「どのように話しやすいのか」「ITに強いということは、どういったことなのか」を具体的に示す必要があるのです。

例えば「顧問先の方からは『先生』とは呼ばずに『さん』付けで呼んでもらっています」や後述します地域や趣味に関することを書く事で、「さん付けの税理士さんって話しやすそうだな」とか「あ、この人同じ出身地だ!」とか「海釣りが好きだったら、太刀魚釣りの話とかできそうだな」といった具合に、「話しやすそうな税理士」というイメージがわいてくると思います。

 

顧客目線で考える。

顧客目線で考える。「年商5000万円以下の会社に特化した税理士」というようなキャッチコピーを拝見することもあります。

大手ではなく、中小企業に特化した税理士さんということだと思います。

私自身でも会社を経営しているのですが、年商5000万円以下です。

実際に年商5000万円以下ではあるのですが、会社経営者として自分の会社を「年商5000万円以下の会社」と定義されるのはあまり良い気分ではありません。

「ああ、私の会社は年商5000万円以下だから、この税理士さんにお願いしよう」とは思わないかもしれません。

同じように「中小零細企業」というような呼ばれ方も、(事実ではあるのですが)あまり気持ちが良いものではありません。

「年商1000万円以下から5000万円を目指したい!という会社と一緒に頑張りたい税理士」というキャッチコピーであれば、「うちも5000万円以上にしたいし、一緒になって頑張ってもらえそうな税理士さんだな」と思うかもしれません。

あまり神経質になる必要はありませんが、常に顧客目線で書くということは非常に重要なことだと思います。

 

「差別化」の5つのポイント

差別化といっても「相続税受注件数地域ナンバーワン」のような得意分野のアピールだけではありません。

なんでも差別化は出来るのです。

前述しましたように「具体的」に「顧客目線」で差別化することに注意しながら、どんな差別化が出来るのかを考えてみましょう。

 

【差別化ポイント1】地域

地域といっても、いろいろな地域があります。

あなたの事務所がある場所も「地域」です。

大阪にあれば、大阪以外の事務所と比べて差別化になります。

事務所の所在地以外にも、出身地や学生時代に過ごした場所、好きな場所、縁がある場所など、あなたに関するいろいろな地域の情報を書くことで差別化が出来ます。

単に「○○出身です」だけではなく「○○の海の近くで育ったので、小学校の頃は毎日学校帰りに友達を自転車の後ろに釣り竿を乗せて釣りに行っていました。」のように具体的に書けば書くほど良いと思います。

 

【差別化ポイント2】年齢

年齢年齢も共感を感じる大きな要素です。

特に自分と近い世代の人達は子供の頃に流行したものや聞く音楽なども近い場合が多いので、共感を感じる可能性が高いと言えます。

ある程度年齢をいかれている税理士の先生の方が信頼できそうと感じる人もいると思います。

どの年齢層であっても差別化はできるのです。

 

【差別化ポイント3】顧問先

顧問先現在、どのような顧問先があるかも差別化出来るポイントです。

例えば、「歯科医院が多い」とアピールすると歯科医院で税理士を探している人にとっては興味をもたれる可能性が高くなります。

「ネットショップをやっている人が多い」と聞くと「うちもネットショップをやっているから、いろいろ相談出来そうだな」と感じるかもしれません。

また、「不動産関係の会社が多いので、○○や××といった点には特に重点を置いてサポートしています」のようなアピールも良いと思います。

「お客さまの声」として、顧問先から写真やコメントをもらえればさらに良いです。

 

【差別化ポイント4】経験

経験経験にもいろいろありますが、仕事に関することでも、プライベートなことでも良いと思います。

仕事に関する事であれば「相続税案件で通算300件以上申告実績があります」というような実績は大きな差別化になります。

プライベートに関してでも「前職は警察官で、働きながら税理士の勉強をしていました」とか「税理士になる前に飲食店を経営したことがある」や「大学卒業後3年間引きこもりでニートでした」というような経験も差別化になると思います。

プラスのイメージばかりではなく、一見マイナスと思えるような経験でもアピールすることでプラスの差別化が出来る場合もあります。

 

【差別化ポイント5】趣味

趣味「個人的な趣味なんて仕事と関係ないでしょう」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

先程ご説明しましたように、「共感」を感じてもらう場合、同じ趣味ということは大きなポイントになります。

例えば「税理士なんて誰にお願いしても同じだから料金で比較しよう」と思っているAさんがいるとします。

いろいろ探した結果、甲事務所と乙事務所が候補に残りました。

甲事務所は月額20,000円、乙事務所は月額19,000円です。

実は、このAさんは大の日本酒好きで全国の地酒を取り寄せる趣味があります。

甲事務所のサイトには税理士のプロフィールに「最近地ビールに凝っていて、これからどんどん地域の地ビールを飲んでいきたいと思っています」と書かれていました。

この場合、Aさんは月額顧問料が1,000円安い乙事務所に申し込むでしょうか。

もちろん、乙事務所に申し込むかもしれませんが、1,000円の違いだったら高くても甲事務所に申し込むかもしれません。

「税理士なんて誰にお願いしても同じだから料金で比較しよう」と思っていても、実際には趣味が近そうな甲事務所の税理士に共感を感じて、高い顧問料の甲事務所に申し込む可能性もあるのです。

 

差別化というと「他社に負けないアピールポイント」を思い浮かべる人も多いかと思いますが、実際にはいろいろな差別化があることがご理解頂けたかと思います。

差別化というのは「他社と競争するための武器」ではなく「あなた自身をアピールする手段」なのです。

税理士の場合、特に「あなた自身がどんな人なのか」で顧問を依頼するかどうかを決める場合も多いと思います。

あまり気負わずに、あなた自身がどんな人間なのかをアピールすることが最大の差別化になると言えると思います。

 

ターゲティングとは

記事を書くときに注意したいのが「ターゲティング」です。

ターゲティングは「20代から60代の男性起業家」のような分け方もありますが、記事を書く際にはこれでは不十分です。

集客するための記事を書くためには「特定の一人」にまで絞り込む必要があります。

 

何故、「20代から60代の起業家」では不十分なのか?

何故「20代から40代の起業家」というターゲティングでは不十分なのでしょうか?

20代から40代の起業家の中には「大学に在学中で起業した20代のIT起業家」「脱サラして貿易会社を設立した40代の男性起業家」もいれば「定年後に趣味と実益も兼ねて起業した60代の起業家」「30代で子育てをしながらアクセサリーショップを立ち上げた女性起業家」もいます。

このように20代から60代の起業家といっても、さまざまな立場の起業家がいます。

さまざまな立場の起業家がいるということは、検索して探している情報も異なるということです。

 

「大学に在学中で起業した20代のIT起業家」向けの記事

20代でIT起業家ということであれば、会社の経理などはITを使って処理することを前提としている可能性があります。

そんな場合は「クラウド会計のメリットとデメリット」のような内容の記事に興味をもたれるかもしれません。

単に「どこからでも入力できる」といったクラウド会計のメリットだけではなく、税理士の目線で見たクラウド会計のメリットなどを書かれると良いと思います。

 

「独立して貿易会社を設立した40代の男性起業家」向けの記事

貿易会社を立ち上げた場合であれば、仕入れのための資金が必要になっている可能性があります。

しかし、それまで20年近くサラリーマンをしていた人であれば借金をすることに大きな抵抗を感じているかもしれません。

そんな場合は「本当に借金って怖いもの?銀行から融資を受けるメリットとデメリット」のような記事に興味をもたれるかもしれません。

「どういった場合に急な現金が必要になるのか」「融資を返済する上で注意しなければいけないポイント」などを税理士の目線からご説明されると、興味をもたれる記事になると思います。

また、脱サラした40代の経営者は退職金がないので、老後の生活資金を心配している人もいると思います。

そういった人には「自分の老後を自分で守る!小規模企業共済とは」のような記事も興味をもたれるかもしれません。

 

「定年後に趣味と実益も兼ねて起業した60代の起業家」向けの記事

退職金ももらって年金ももうすぐもらえる60代で起業した人の場合、今もっているお金を減らしたくないという思いが強い可能性があります。

生活するためのお金は持っているけれど、一日家にいても暇なので、何か社会と関わりを持って過ごすために起業しようという考えの人もいると思います。

そういった人は「クラウド会計」や「融資のメリットとデメリット」のような記事には、おそらく興味をもたれないでしょう。

そんな場合は「自分の家で小さく起業する場合、個人事業主と法人はどっちがお得?」のような記事に興味をもたれるかもしれません。

 

更にターゲットを絞り込む

ターゲットをさらに絞り込んで記事を書くと、より具体的な記事になります。

例えば「資金が必要だけど借金が怖い40代の貿易会社の男性起業家」を「2000万円の資金が必要だけど借金が怖い43歳の京都の貿易会社の企業家」としたとします。

その場合「2000万円を借りた場合の毎月の返済金額」を京都の地銀を比較して金利などの貸し出し条件をわかりやすく説明すると、ターゲットとなる人は興味を持つ可能性が高くなります。

「43歳の起業家が銀行から借り入れする平均金額」など「43歳」をピンポイントにした起業家に関するデータを掲載できれば更に良いです。

 

漠然と「記事を書く」と言われても何を書いたらいいかわからない場合もありますが、ターゲティングをすることで、何を書けばいいかが見えてくる場合もあることをご理解いただけたかと思います。

「あまりにターゲットを絞ると関係ない人は読まないのでは?」と思われるかもしれませんが、それは心配要りません。

たしかに、「自分とは関係ない話だ」と思って読まない人もたくさんいると思いますが、少し条件が違う人でも興味を持っても読む可能性はあります。

今お読み頂いている記事は「40代で開業して出来るだけお金をかけずにホームページで集客をしたいけれど、どんな記事をかけばいいのか悩んでいる税理士さん」に向けて書いた記事です。

しかし、ここまで読んで頂いた人の中には、全く違った条件の人もいらっしゃると思います。

出来るだけ有益な情報を発信して頂ければ、一人に向けて書いた記事というのは、その人以外の人にも興味をもたれるケースも多くあります。

記事の書き方は『集客できる記事の書き方』でもご紹介していますので、ご参照下さい。

 

上位表示されているサイトを分析する

上位表示されているサイトを分析するそれでは、ワードプレスのサイトを使って記事を書くにあたって、検索エンジンで上位表示されているサイトを分析してみましょう。

「検索エンジン対策といっても、そもそも何をすればいいのか・・・」と思われている先生も多いのではないでしょうか。

例えば京都の税理士事務所であれば、まずは「京都 税理士」のように「○○(地名) 税理士」というキーワードで上位表示させたいところです。

SEO対策の第一歩は、現在上位表示されているサイトを分析することから始まりますので、客観的な数値をみて、出来るだけそこに近づけるような対策をします。

先程実績でご紹介しました星野税理士事務所様のサイ制作の際に「税理士 京都」で1位から10位に表示されているサイトを分析したことがありますので、そのデータを紹介してみたいと思います。

 

分析する項目

分析するといってもまずは何を分析するのか?と思いますよね。

検索エンジンが検索結果の順位を決める指標は200以上あると言われています。

では200項目を全て対策するべきかというと、実は重要な項目は30程度と言われていますので、項目を絞って対策をすることが重要となります。

以下に、サイトの全体像をみる項目である、インデックス数、関連ページ数(関連性)、文字数を中心に、「京都 税理士」で上位表示されているサイトを例にして、分析のやり方をご説明したいと思います。

 

サイトのインデックス数(ページ数)

ホームページの分析をする際に「インデックス」という言葉が重要になります。

このインデックスというものはどうゆうもので、何故重要なのかをご説明したいと思います。

 

インデックス数とは

インデックス数とは検索エンジンが認識しているサイトのページ数です。

何故、あえて「検索エンジンが認識している」と言っているかというと、実際にサイトのページ数が100ページでも、検索エンジンが10ページとしてしか認識していない場合があるからです。

検索エンジンはサイトのページに来ると、このアドレスでこんな内容がかかれているページがあるな、と記録します。

これを「インデックス」と言います。

サイトのページ数が100ページあっても、検索エンジンに10ページしかインデックスされていなければ、そのサイトは10ページしかないのと同じなのです。

 

何故、インデックス数が重要なのか

何故、インデックス数が重要なのか検索エンジンは「見る人に有益な情報が見やすく、たくさん、判りやすく提供されているサイト」を検索結果の上位に表示するようにしています。

200以上の指標を使って「有益なサイトか」を判断していますが、その指標の一つとして「情報量が多い」つまり「インデックス数が多い」という点は非常に重視されていると言われています。

そのため、「サイトのインデックス数(ページ数)」は非常に重要になるのです。

サイトのページを増やす事は非常に重要なのですが、注意したいのが「有益な情報を提供する」という点です。

ページを増やすことを目的に中身の無いページを作っても、検索エンジンにはほとんど評価されませんので、インデックスを増やすことと同時に濃い内容のページを作るということも忘れないようにして下さい。

 

「京都 税理士」上位サイトのインデックス数

インデックス数とはGoogleが認識しているあなたのサイトのページ数です。

「京都 税理士」というキーワードでの検索結果の1位から10位に表示されているサイトのインデックス数は、一番多いサイトで1,350ページ、一番少ないサイトで26ページとなっています。

1,350ページのサイトは2011年から毎月10~20記事のペースで書かれています。

こういった作業をコツコツと長い間続ける事は簡単に他のサイトがマネをすることができないので、とても大事な事です。

上位10サイトの平均インデックス数は188ページとなっています。

あなたのサイトのページ数が数十ページの場合は、まずは100ページ以上、その後200ページを目標に少しづつページを増やす努力をしてみて下さい。

 

キーワードとの関連ページ数

次に検索されるキーワードと、あなたのサイトや記事の関連性に関してご説明します。

 

キーワードとの関連ページとは

「京都 税理士」というキーワードで検索した場合、「『京都 税理士』と関連性の高いサイト」ということも検索結果の指標となります。

関連性というのは単純に「京都 税理士」という単語をたくさん入れた記事を書けば良いというものではありません。

キーワードに関しましては『記事を書く前に知っておきたい3つのポイント』でも詳しくご説明していますのでご参照下さい。

 

「京都 税理士」上位サイトの関連ページ数

有料のシステムを使うと「サイトの関連ページ数」を調べることが出来ます。

これは「京都 税理士」に関連しているページがサイト内に何ページあるのかを調べるものです。

1位から10位に表示されているサイトの関連ページ数を見てみると、26ページから860ページとなっていました。

この関連ページは全体のページ数に対してどれくらいあるか、ということが重要になります。

関連ページ26ページのものはサイトのインデックス数が26ページなので、関連性は100%となっていました。

つまり、このサイトはインデックスされたページ全部が「京都 税理士」に関係するような内容になっているということになります。

860ページのものはインデックス数が1,350ページでしたので、関連性は63.7%となります。

サイト全体のページ数が増えるとテーマも多岐に渡るようになるので、一概に60%だから低くてダメだというわけではありません。

ちなみに上位10サイトの平均は関連ページ168ページ、関連性88%となっていました。

 

ページの文字数

次に、記事の文字数が検索結果にどのように影響するのかをご説明します。

これは絶対に○○文字以上書かなければいけないということではありませんので、その点はご注意下さい。

あくまで目安としてご覧下さい。

 

ページの文字数とは

「ページの文字数」は文字通り、検索結果に表示されたページの文字数のことを指します。

検索エンジンには一般的にある程度の文字数がある方が、評価されやすいと言われています。

しかし、前述しましたように「判りやすく」記事を書く事が必要です。

ただ、読みにくい文章を、たくさん書くだけでは効果が半減してしまいます。

判りやすく記事を書くには『ユーザー目線で記事を書く5つのポイント』でも詳しくご説明しておりますので、ご参照下さい。

 

「京都 税理士」上位サイトの文字数

1位から10位に表示されているサイトの文字数を見てみると、561文字から4,897文字となっていました。

10サイトの平均は1,617文字でした。

トップページはデザイン上、あまり文字を入れ過ぎたくない、という先生もいらっしゃると思います。

そういった場合は無理に文字を入れる必要はありませんが、出来れば1,500から2,000文字程度を目安に作られるのが良いかと思います。

 

SEO対策の注意点

SEO対策の注意点3つの項目で見てみましたが、数値はあくまで相対値ですので、絶対値ではありません。

検索エンジンの評価方法で日々順位が変動します。

数値が若干変動しても、「検索エンジンで情報を探している人に、ぴったりの情報を提供出来るサイト」にすることが、検索エンジンに評価されるということは変わりません。

インデックス数が多いということは「情報が多いサイト」、キーワードとの関連性が高いということは「探している人に有益な情報があるサイト」、文字数が多いということは「詳しい情報がのっているサイト」と判断されているのだと思います。

ご自身のサイトと上位表示されているサイトを比較して、是非一度ご自身で検索エンジン対策をしてみて下さい。

 

SEO以外のWEB集客方法

ホームページはどんなに素晴らしいものを作っても、見てもらわなければ、存在しないものと同じです。

今までご説明しました記事を書いて検索エンジンから呼び込む方法以外にも、ホームページを知ってもらう方法があります。

以下、有料無料含めて、どのような方法があるのかをご紹介します。

 

PPC広告(クリック広告)

PPC広告とは、掲載には費用がかからず、広告が実際にクリックされた回数分だけ費用が発生する広告です。

お金をかけずに検索エンジンで上位表示されるように対策するのは時間がかかりますが、こういった有料広告を利用することで、時間をかけずに、希望するキーワードの検索結果に表示させるようにすることもできます。

 

ポータルサイト登録

無料登録が出来るサイトが多いので、最初は無料で効果を試してみるのもいいかもしれません。

登録サイトや登録方法に関しましては『税理士の集客方法~ポータルサイトへの登録~』をご参照下さい。

 

サイトの集客対策

サイトの集客対策当社でサイト制作を行う場合、「事務所案内タイプ」であっても「専門業務特化タイプ」であっても、「内部対策とコンテンツ重視のSEO対策」による集客を重視したサイト作りをしています。

有料の広告とは違い、検索エンジン対策は成果が出るまでに時間がかかります。

しかし、一旦成果が出始めるとクリック毎に費用がかかるようなことがありませんので、非常に費用対効果の高い集客方法と考えています。

以下に、私がサイトを制作する際に気を付けている点などをご説明したいと思います。

 

STEP1 ホームページのSEO内部対策

検索エンジンに評価をされやすい構造にします。

今まで書いたどの記事のどの部分にリンクを貼れば判りやすいかなどを考えながら記事を書いています。

先程ご説明しましたタイトルやディスクリプションなどは、かなり時間をかけて考えています。

ワードプレスというシステム自体が内部SEOと呼ばれる対策をある程度行ってくれますので、私自身は「内部リンク」「タイトル」「メタディスクリプション」の3点を中心に対策しています。

 

STEP2 ホームページのコンテンツSEO

見る人にとって有益で判りやすい、質の高い文章を作成します。

はっきり言って、「有益で判りやすい文章」を書くことがコンテンツSEOの全てと言っても過言ではないと思います。

キーワードの数などはあまり気にしていません。

とにかく、見る人にとって有益になる記事になるように書くことによって、たくさんのキーワードで検索結果の上位表示されるようになり、ホームページへの訪問を増やします。

 

STEP3 ホームページのアクセス分析による改良

ホームページのアクセスを分析することで、「どういったキーワードで調べてあなたのサイトに来た人が多いか」「どういった内容(ページ)が一番興味を持たれているか」といったことが判ります。

ホームページ分析用のGoogle Analyticsは絶対に設置するべきだと思います。

(Google AnalyticsはGoogle社が無料で提供しているアクセス解析システムです)

サイトのアクセス解析や他社の分析をして、自社の強みを見つけて更に強化し、弱い部分は強化するといった作業を繰り返すことで、サイトの価値をあげていきます。

士業としてやるべきアクセス解析に関しましては『士業のためのホームページ分析方法』で詳しくご説明していますので、ご参照下さい。

 

コンテンツによる集客の強み(メリット)

コンテンツによる集客の強み当社のサイトは、「検索結果の順位をあげてホームページから集客をする」というサイトを目指しています。

外部からのリンクを貼るというものではなく、サイトから発信する情報の量と質をあげて、サイト自体の価値を上げる事で、検索順位を上げるというものです。

外部からリンクを貼るというSEOは以前よりも効果が薄くなったのは確かですが、それでも一定の効果が今でもあります。

ですから、「質の良いサイトからリンクを貼る」というのも検索結果の順位をあげるという言う意味では効果があるのです。

しかし、そのやり方を選択する場合に、絶対に知っておかなければならないことがあります。

それは、「リンクによって検索順位を上げたサイトは、リンクを外されたら順位が落ちる」ということです。

つまり、一度有料リンクのSEOを契約してしまうと、継続しないかぎり順位を維持できない可能性が高いのです。

特に契約終了後にいっぺんにリンクが外されると、対策をしていなかった時よりも大きく順位が下がる危険もあります。

クリック広告ではなく、自然検索で順位が上がるように対策するのは、ランニングコストを抑えるという大きなメリットがあるからです。

しかし、リンクを貼ってもらうために毎月費用を払うのであれば、結局ランニングコストがかかってしまいます。

記事を書くのは大変な作業ですが(この記事を書いている私自身そう思います(笑))、一度良質な記事を書けば、後はその記事がどんどん集客をしてくれるようになります。

記事が集客するというゴールを思い浮かべて、頑張って書きましょう!

 

まとめ

まとめいかがでしたでしょうか。

士業の先生がホームページで集客をされるには「専門分野の情報発信」をして、訪問者に「その分野での専門性と信頼感」を感じてもらうことで、関係性を構築することが最も重要なことだと思います。

広告やSEOはホームページに来てもらうまでの手段ですので、ホームページに来た後の対策をとらなければ、何人来ても、結局他のサイトに行かれてしまいます。

サイトに来た人に対して、その人が求めている情報をどれだけ判りやすく提供できるかがポイントになるのだと思います。

 

 

 

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