SEOにも効果がある!?「内部リンク」って、なに?
検索エンジンで上位表示させるには、「リンク」が重要と聞かれた事はないでしょうか。
確かに検索エンジンで上位表示させるための対策(SEO対策)の一つにリンク対策は非常に重要です。
それでは、この「リンク」には2種類のリンクがあることをご存知でしょうか。
2つの「リンク」
リンクと言えば、他のサイトから貼られるリンクを思い浮かべる人が多いと思います。
他のサイトからあなたのサイトへ貼られるリンクは「外部リンク」と呼ばれます。
外部リンクはSEO対策にとっても重要なものと一般的に理解されています。
しかし、外部リンク以外にもう一つの「リンク」があります。
それは「内部リンク」と呼ばれるリンクです。
リンクにはこの「外部リンク」と「内部リンク」の2種類のリンクがあるのです。
内部リンクとは
内部リンクとは、あなたのサイト内の別のページに貼るリンクです。
内部リンクも外部リンクと同様にSEO効果が期待できます。
さらに内部リンクには別の大きなメリットがあります。
それは、あなたのサイトの中で読んでもらいたい重要なページへ誘導できることです。
内部リンクを辿って、あなたのサイト内のいろいろなページを読んでもらうことで、あなたのサイトを見てもらう時間(滞在時間)やページ数(回遊率)を大きく伸ばすことができます。
滞在時間と回遊率のメリットに関しては『あなたのサイトを見てもらう時間を長くしましょう』のページで詳しくご説明していますので、是非ご参照下さい。(↑これがまさに内部リンクです)
内部リンクを効果的に貼る仕組
「内部リンクをいちいち貼るのは面倒くさい」「内部リンクの貼り方がわからない・・・」と思われる人もいらっしゃるかもしれません。
しかし、以下のような仕組を利用することで効率的に内部リンクを貼ることができます。
グローバルメニュー
グローバルメニューはグローバルナビゲーションとも言います。
グローバルメニューは、サイトの全てのページに共通して設置された案内リンクです。
一般的にサイトの上部に帯状にあるメニューです。
今見て頂いているこのサイトをPCで見た場合のピンク色の帯になっているメニュー部分です。
グローバルメニューには「会社案内」「お問合わせ」などのページへリンクを貼るのが一般的です。
カテゴリ設定
いろいろな情報を発信する場合、ある程度テーマごとにまとめた方が、読んでいる人とって情報を探しやすくなります。
テーマごとにまとめることを「カテゴリ」と言います。
例えば「集客」に関する情報であれば「集客」というカテゴリを設定します。
この「集客」というカテゴリをクリックすると「集客」のカテゴリに登録されている記事の一覧が出てきます。
記事一覧ページからは、それぞれの記事ページに内部リンクが貼られている状態になっています。
パンくずリスト
パンくずリストとは、あなたのサイトを見ている人に対して、今見ているページがサイト内のどの位置にいるのかを視覚的に分かりやすくするための表示です。
例えば、今見て頂いているページはPCで見るとグローバルメニューの下に「トップページ>ブログ>SEOにも効果がある!?「内部リンク」って、なに?」と表示されていると思います。
これは「ブログ」というカテゴリの中の『SEOにも効果がある!?「内部リンク」って、なに?』というページを見ているという意味です。
パンくずリストに関しては『パンくずリスト 自分で出来るSEO』で詳しくご説明していますので、ご参照下さい。
人気記事表示
あなたのサイトの人気記事を自動的に表示することで、人気記事への内部リンクを貼ることになります。
人気記事表示に関しては『人気記事表示機能』で詳しくご説明していますので、ご参照下さい。
レコメンド表示
あるページを読み終わったところで「この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます」という表示を見たことは無いでしょうか。
これはレコメンド機能といって、サイト内の他の記事をおすすめする仕組です。
ある記事に興味を持った人は同じようにその記事に興味を持った人と似ている情報を探している傾向があると言えます。
ですから、別の人が読んだ他のページをお勧めする事で、勧められた人にとっても欲しい情報が探しやすくなるというメリットがあります。
レコメンド機能によって、関連する記事ページへの内部リンクを貼ることが出来ます。
レコメンド機能に関しては『レコメンド機能』のページで詳しくご説明していますので、ご参照下さい。
新着記事表示
新着記事を自動表示させることで、新着記事への内部リンクを貼ることが出来ます。
新しい情報は興味を持たれやすいので、新着記事を表示させることは重要です。
フッター
フッターというのは、サイトの一番下にある全ページ共通のデザインです。
フッターにリンクを貼ることで、サイト内のすべてのページに内部リンクを貼ることが出来ます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
サイトの仕組を利用することで、意外と楽に内部リンクが貼れることがご理解頂けたかと思います。
内部リンクを上手く貼ることで、あなたのサイトを見ている人にとっても、情報が探しやすくなるというメリットがあります。
過剰な内部リンクは、読み手にとって読みにくくなってしまう場合がありますので、その点は十分気をつけて下さい。
読み手が使いやすい内部リンクを貼るように心掛けましょう。