【司法書士の集客方法】司法書士がWEBで集客するためのポイント

「うちはホームページからの問い合わせなんて、年に数件あればいいくらいだ」と、せっかくホームページを作ったのに、何故か問い合わせがこなくて、ガッカリされている司法書士の先生はいらっしゃらないでしょうか?

司法書士の場合、不動産会社からの紹介などでお仕事が広がるケースが多いので、ホームページからドンドン集客されているという先生はあまり多くないかもしれません。

しかし、だからこそチャンスがあると思うのです。

今回は、司法書士の先生がホームページで集客する場合のポイントをご紹介したいと思います。

 

集客のための土台作り

集客のための土台作りホームページで集客する最も有効な方法は「情報を発信すること」です。

といっても、毎日の出来事をブログのように書いたりすることではありません。

「親の借金を相続したくないので相続放棄をしたい人向けに相続放棄の注意点を丁寧に書く」といった情報発信です。

この情報発信を効率よく行うために「ワードプレス」というシステムで制作したホームページを用意することが重要です。

ワードプレスに関しては、『サイトをワードプレスにする』で詳しくご説明していますので、是非ご参照下さい。

 

専門分野のホームページを制作する

「司法書士」がどんな仕事をしているか知っている一般の人は、ほとんどいないと思います。

相続税の申告や法人の決算をお願いする場合、名前からなんとなく「税理士に頼めばいいのかな?」と思って探しますが、「会社設立なら司法書士だな」とか「相続登記をしてくれる司法書士を探そう」という一般の人は少ないと思います。

「大阪 司法書士」のようなキーワードで検索している人は、ホームページの営業マンか同業の方の可能性が高いと思います。

それでは、どういった対策をすれば良いかと言いますと、「大阪 相続放棄」のように「地域+業務内容」のキーワードで検索されるような専門サイトを制作することをお勧めします。

以下、どのような専門サイトが良いかを考えていきたいと思います。

 

相続手続専門サイト

一般的には「相続」というと「相続税」を連想して、「相続は税理士の分野」と思われがちですが、司法書士の先生でしたらお判りのように、相続税申告を除けば、「相続」は司法書士の独壇場なのです。

私自身も司法書士の先生と組んで相続関連のサイトを立ち上げて仕事をしています。

特に相続税が関係する案件の場合は、税理士の先生とも組んで対応される必要がある場合も多いので、複数の先生方と一緒にサイトを運営されるのも良いと思います。

大阪相続あんしん相談センター

大阪相続あんしん相談センター

 

相続放棄専門サイト

相続放棄専門サイト相続全般と比べるとアクセス数は少なくなりますが、「相続全般」の中から、さらに業務を特化して、「相続放棄」専門のサイトを立ち上げるのも効果があります。

例えば「大阪 相続放棄」というキーワードで検索される絶対数は少ないのですが、このキーワードで検索している人は「大阪で相続放棄をするので、手続をしてくれる人を探している」可能性が非常に高い人です。

こういったピンポイントのお客さんを専門サイトに呼び込むことで、効率の良い集客をすることが出来るのです。

 

債務整理専門サイト

債務整理専門サイト債務整理や過払い金請求に関しては司法書士の先生以外に弁護士の先生も専門サイトを立ち上げていますが、債務整理に関しては、まだホームページで集客できる分野であるという印象があります。

といっても「大阪」「京都」のような大都市をキーワードにいれた場合は、かなり大手のサイトが先行していますので、もう少し人口の少ない市区町村を狙うのが良いかと思います。

 

成年後見人専門サイト

成年後見人専門サイト成年後見制度の専門サイトを作られている司法書士の先生は相続などと比べると多くありませんが、だからこそチャンスとも言えます。

任意後見として司法書士以外の方々が成年後見制度のサイトを立ち上げられているケースもありますが、成年後見は遺言や相続登記にも将来関係する可能性のある業務ですので、相続や登記の専門家である司法書士の先生が専門のサイトを立ち上げることで、優位性を出すことが出来ると思います。

今まだ比較的競争の少ない分野で専門サイトを立ち上げるというのも一つの方法です。

 

記事を書く

ワードプレスで特定業務の専用サイトを作ったら、後は記事を書くことです。

先程も申し上げましたように、記事といっても日記のような記事ではなく、専門サイトの業務に関する記事を書くことが重要です。

それでは、どれくらいの量でどのように書けばいいのかを見ていきましょう。

 

1000文字以上

記事を書く記事の文字数は最低でも1000文字以上を目安にして下さい。

記事は「情報を探している人に分かりやすく、役立つように」を心掛けて下さい。

ある程度の分かりやすさと有益さを兼ね備えた記事は、だいたい1000文字以上になると思います。

ちなみに、今読んで頂いている記事は約2,500文字の記事になります。

 

構成を作る

この記事でもそうですが、「大見出し」「中見出し」のような構成を作って記事を書くことが重要です。

これは読み手が読みやすくなるという事と、検索エンジンからも高い評価を受けるというメリットがあります。

このほか記事の書き方に関しましては、『士業の先生の集客のための記事の書き方』のページでも詳しくご説明していますので、是非ご参照下さい。

 

まとめ

まとめいかがでしたでしょうか。

「ホームページは制作が終わってからが重要です」と言われますが、まさに、こういった記事を書く作業が集客にとって重要なのです。

日々のお仕事でお忙しい中、「なかなかホームページの記事を書く時間が無い」という先生も多いと思います。

急いでたくさん書く必要はありません。

空いた時間で少しづつ書いていく事で、少しづつサイトを大きくしていけば良いと思います。

記事が増える事で、検索エンジンから訪れる人も増え、先生の書かれた記事に興味を持った人の中から、問い合わせをしてこられる方が増えてくるようになります。